仕入から販売の仕訳

掛け取引

それでは、具体的な取引があった時の記録(仕訳)を見てみましょう。
花子さんは商品を仕入れて、販売する物販事業を開始します。今後は解説をしながらその仕訳や決算書の一部抜粋も参考に掲載していこうと思います。

買掛金と売掛金

物販事業では、「仕入」という勘定を使用します。そして、その仕入金額に対して現金で支払った場合を除き後日払いの契約では、一旦「買掛金」という勘定を使用します。
買掛金=商品を買ったのに未だ支払っていない金額を指します。

「売掛金」はその逆の意味で、商品を買って頂いたけれども未だ、代金を受け取っていない勘定科目となります。具体的な仕訳は以下に記載のようになります。

花子さん

夢だった好きなデザインの洋服を販売することになりました。まずはオシャレなTシャツを仕入れたので、どんな会計処理(仕訳)になりますか?

先生

元入金を資本としてスタートしましたね。そこから商品を仕入た場合の仕訳は左側(借方)仕入として、右側(貸方)買掛金となります。*買掛金とは将来支払いますという債務を表します。すぐに現金で払った場合は”現金”で大丈夫

花子さん

はじめて仕入れた商品を販売出来ました。その場合も仕訳もお願いします。

先生

商品を販売した場合は左側(借方)売掛金*直ぐにお金を受け取った場合は”現金”で処理します。右側(貸方)は売上と記録します。下に詳細を書いておきますので確認しておいてください。

元入金とした現金10万円から販売目的でTシャツを仕入ました。(@1,000円×10枚)

仕入10,000円 / 買掛金10,000円 という仕訳になります。

そのTシャツを本日@1,500円で5枚販売しました。

売掛金7,500円 / 売上7,500円 となります。

 

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この記事を書いた人

簿記の知識をいかしたブログ運営しています。又、色々なジャンルの記事作成を執筆しながら、アフェリエイト案件も行っています。

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